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まちと社会と学び、

これからの姿。

延岡のまちと人々のかかわりを知りたい。

延岡市は南九州の東側、宮崎県の北部にあって大分県と県境を接している地方都市です。ここは古くから城下町として栄え、その遺風を近代に入ってからも遺してきました。

 

明治期にはかつての藩主内藤氏が鉱山開発等の事業を積極的に推進する事により、近代都市としての基本的なインフラが整備されていきます。さらに大正時代に入ってからは日本窒素肥料株式会社延岡工場(後の旭化成グループ)が設立され、工都として発展してきました。日豊本線もこれと前後して開通し、延岡駅と南延岡駅が開業します。

 

ところが第二次大戦末期に米軍による空襲被害を被ったため、江戸時代以来の川中地区と呼ばれる市街地中心部が一度灰燼に帰してしまいました。

 かわって、終戦直後から発展してきたのが延岡駅のある川北地区・南延岡駅のある川南地区とそれぞれの商店街です。川中地区の商業者達の移住もあって、以前は耕作地と商店が混在していたようなこの土地が大きく発展していきます。

 

特に川北地区商店街は昭和28年には祇園町銀天街、昭和31年には山下新店街でそれぞれ金属製アーケードが完成し、以後高度成長期からオイルショックをはさみ、バブル期を経て現在に至っています。その間にはデパートや大規模スーパーの登場と撤退の繰り返し、人口減少と少子高齢化といった日本社会のかかえる様々な動向が反映されたりもしてきました。

 

そうした商店街の足跡を垣間見る事で、昔の事を思い出し、これからの街の姿を考えていく事は極めて重要なのではないかと考えています。

 

さらに、商店街だけでなく、広く延岡の近代の人々の歩みを振り返ってみたいとも考えております。

・2014年11月29日、12月13日:大人を主対象とした、羊毛フェルト作成ワークショップを開催しました。

・2014年11月23日:延岡市中心市街地における「のべおかえきまち音楽祭」実施に伴った羊毛フェルト作成ワークショップを開催しました。

・2014年10月29-30日:小学生と高齢者を主体とした、ハロウィンワークショップを実施しました(企画、本学学生)。

・2014年8月26日:小学生を主体とした羊毛フェルトワークショップを行いました。工芸による学習効果の確認です。

・2013年11月27日(水)13:30~:延岡小学校を昭和21年に卒業された方々にお集まり頂き、戦中・戦後を語って頂くワークショップを行いました。

・2013年11/18~12/2:延岡市立図書館で企画展示『なつかしい延岡の風景』<どこコレ?ノベオカ>を行いました。主催:延岡市立図書館+九州保健福祉大学山内利秋研究室(協力:Kongeenaのべおか)

様々な世代が参加可能な、制作を中心としたワークショップを行います。

 

詳細は九州保健福祉大学(代表電話)にお問い合わせ下さい。

TEL:0982-23-5555

 

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延岡展示室
宮崎県延岡市栄町
サンロード栄町商店街
yamatosh@phoenix.ac.jp
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